「鬼滅の刃」レビュー

あらすじ

悪魔を駆除する「鬼殺隊」という組織に所属する少年・竈門炭治郎が、家族を鬼に襲われた後、妹の禰豆子が鬼になってしまったことから、妹を人間に戻すため、そして家族を殺した鬼“鬼舞辻無惨”を探し出し倒すために旅をするストーリー。

キャラクター

竈門炭治郎

主人公。家族を襲った鬼によって家族を失い、妹を鬼にされたことをきっかけに鬼狩りに旅立つ。家族思いで情に熱く、弟子入りした炭売りの鱗滝左近次からも厚い信頼を寄せられる。

竈門禰豆子

炭治郎の妹で、彼女自身も鬼になってしまう。単語が「んん」としか話せないが、感情表現は豊かにできる。兄・炭治郎への信頼は厚く、共闘したシーンは多い。

我妻善逸

鬼殺隊の一員で、水を自在に操る能力を持ち、刀の柄の部分に水をためて、鬼を弱らせる。かなり気弱だが、本気で戦うときは、力を発揮する。

嘴平伊之助

鬼殺隊の一員で、白樺山に暮らす炭焼き師の息子。素手で戦っており、頭のキズを鬼に付けられたことから、自分と同じ境遇の人を助けるようになる。

感想

「鬼滅の刃」は、主人公が家族を鬼に襲われ、妹が鬼に変身してしまうというショッキングな展開が冒頭から描かれており、ハラハラドキドキの展開が続く漫画である。また、個性的かつ魅力的なキャラクターたちは、それぞれの能力を駆使して鬼と戦い、強敵を倒すバトルシーンは、読者を引き込む力がある。加えて、鬼たちにも人間として暮らしていた過去など、深い人間ドラマが描かれており、多くの読者を魅了している。全19巻が完結しているため、一気に読めるのも魅力の一つである。

以上となります。ご参考になれば幸いです。