『トニカクカワイイ』のレビュー

あらすじ

主人公の鴨志田円(かもしだ まどか)は、幼馴染の椎名ひかりと出会ってから結婚したいと思い続けていた青年。しかし、ひかりは彼女になることを断わるばかりか、彼が成人してからは全く会ってもらえなかった。

数年後、円は大学を中退し、アルバイト先でひかりと偶然再会する。しかし、彼女は女性ラッキースケベ引退宣言をしており、円は再び彼女になることを諦めるしかないと思い始める。

しかし、ひかりは突然、「結婚しよう」と逆プロポーズしてくる。円は驚きつつも、幸せな生活を送るために奮闘する。

感想

本作は、ほのぼのとした甘いラブコメディで、作者の水あさとさんの作画が美しいことでも有名です。非常にストレスフリーで、癒しの時間を過ごしたいときに最適です。

主人公の円は、ひかりに執着する姿勢が何ともかわいらしく、彼女に対する愛情が深く感じられます。一方、ひかりはクールで冷静な女性というイメージですが、彼女も円に対して本当に愛していることが伝わってきます。二人の本気の愛を見ることができるため、心温まるストーリーに仕上がっています。

また、サブキャラクターたちも魅力的で、物語を盛り上げる存在となっています。特に、那奈という女性キャラクターは、ひかりにライバル意識を持ちながらも、円とのかかわり方が非常に面白いです。

全23巻という長編になっていますが、読者を飽きさせない雰囲気があるため、最後まで楽しめる作品になっています。

まとめ

甘いラブコメディが好きな人にオススメの本作。癒しの時間を求める方にもぴったりな内容で、水あさとさんの美しい作画にも注目です。サブキャラクターたちも魅力的で、作者の愛情が伝わるストーリーとなっています。


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