ストーリー
鬼に家族を殺された少年・竈門炭治郎が、妹・禰豆子と共に鬼狩りの旅をする物語。炭治郎は「鬼殺隊」と呼ばれる組織に所属し、同じく鬼に家族を殺された剣士・我妻善逸、雷の呼吸を使う柱・時透無一郎、風の呼吸を使う柱・伊黒小芭内と共に、強力な鬼たちと戦いながら、禰豆子を人間に戻すために鬼の解毒剤を求めて旅を続けていく。
登場人物
・竈門炭治郎:鬼に家族を殺された少年。無口だが優しい性格。
・竈門禰豆子:鬼になってしまった炭治郎の妹。元々は明るく活発な性格だったが、鬼になった影響で感情を表現できなくなってしまった。
・我妻善逸:鬼に家族を殺された剣士。ナルシストだが強い正義感を持っている。
・時透無一郎:柱の一人。雷の呼吸を使う。無愛想で厳しい性格。
・伊黒小芭内:柱の一人。風の呼吸を使う。知的で冷静な性格。
感想
物語の舞台が大正時代というのもあって、下町を舞台にした風景や、「おいでよこの夏祭り」といった昔ながらのセリフが印象的でした。また、鬼たちの能力もそれぞれ独創的で、どのキャラも魅力的でした。特に私は竈門禰豆子が好きで、鬼になったことで失ったものを探す旅をしている姿が心に響きました。
一方で、物語が進むにつれ、キャラクターたちの過去や、鬼たちの人間味を描いたエピソードが描かれていくのですが、これが本当に感動的で、泣いてしまった場面もありました。最後まで読んで、物語の世界観やキャラクターたちに愛着が湧きました。
また、コミックスの裏表紙には作者のコメントが載っているのですが、「読んでいただいた皆さんと一緒に旅をしたかった」というコメントに、作者の真摯な姿勢が伝わってきました。
まとめ
ストーリーや登場人物、世界観がしっかりと作り込まれている『鬼滅の刃』は、読み進めるにつれて魅力にはまっていく作品です。また、アニメ化もされ、多くの人たちに愛される作品となりました。是非、一度手に取って読んでみてはいかがでしょうか。
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