『鬼滅の刃』レビュー

ストーリー

江戸時代を舞台に、鬼に家族を殺された竈門炭治郎が、妹・禰豆子を人間に戻す手掛かりを探しながら鬼殺隊として鬼と闘う物語。高橋留美子賞を受賞した吾峠呼世晴による漫画。

主人公の炭治郎は、良心的で家族思いの少年だが、鬼と戦いながら自身も人として成長していく。妹の禰豆子は、能力を持ちながらも無口であり、成長の余地がある。その他、個性的な鬼や鬼殺隊のメンバーなど、多彩なキャラクターが登場する。

書籍のカバーにもなっている表紙イラストをはじめ、単行本でも美麗なカラーページが多数存在する。また、戦闘シーンなども迫力ある描写で、臨場感がある。

『鬼滅の刃』は、人間と鬼が共存する設定が興味深く、個性的なキャラクターが魅力的である。特に、主人公の炭治郎が鬼と戦いながら努力を重ねる姿は見応えがある。また、美術も素晴らしく、一度手に取るとハマってしまうこと間違いなしの作品である。

参考：「鬼滅の刃」(吾峠呼世晴)
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-881288-1