「進撃の巨人」- 衝撃の展開に引き込まれるサバイバルファンタジー

概要

「進撃の巨人」は、巨大な人型生物「巨人」に人類が追い詰められた世界を舞台に、若者たちが人類の生き残りをかけて戦うサバイバルファンタジーです。主人公エレン・イェーガーが、巨人に家族や村を奪われた過去から巨人に立ち向かうために士官学校に入学し、訓練を積む場面から始まります。

士官学校でのエレン達が訓練を受ける中、突如としてウォール・マリアという巨人が現れ、人類の居住地に侵入します。この1巻で、エレン達が初めて本格的に巨人と戦う場面が描かれます。

その後のストーリーは、ウォール街守る士官として任務を帯び出撃するエレンたちと、巨人との死闘が描かれます。中でも、エレンが巨人に飲み込まれてしまうシーンは衝撃的で、この作品の方向性を一変させる重要な展開です。

主人公のエレンは、家族や村を巨人に奪われた過去から、巨人に強い憎しみを抱いています。それ故、自ら死を覚悟で巨人と戦い、人類のために生きようとしています。

その他、エレンと共に訓練を受ける仲間たちや、エレンと切っても切れない関係にあるミカサ、謎が多いリヴァイ兵長など、個性豊かなキャラクターが多数登場します。

「進撃の巨人」は、絶望的な状況の中で戦う人々の姿が描かれ、読者を圧倒します。特に、飲み込まれたエレンのシーンはサスペンスフルで、引き込まれます。

いきなり首都ウォール・シーナが壊され、エレンたちが主人公になるのですぐに入り込めて面白かったです。初期からグロテスクな表現やショッキングな展開も多く、読み進めるにつれてどんどん引き込まれます。