ストーリー
「ジョジョの奇妙な冒険」は、荒木飛呂彦による日本の漫画作品である。第1部~第8部までの8部作があり、全体的に異なる世界観や物語が展開されている。全体的に異なるストーリーが展開されているため、おおまかなストーリーについて紹介する。
第1部「ファントムブラッド」
イギリスが舞台。貧乏貴族ジョナサン・ジョースターは、同級生のディオ・ブランドーによって一家殺害の危機に陥る。そして敵対するようになった2人は、邪悪な力「ハモン」を巡って壮絶な戦いを繰り広げる。
第2部「戦闘潮流」
アメリカが舞台。ジョースター家の血筋が継承され、孫のジョセフ・ジョースターが主人公となる。ナチスや秘蔵の「超時空石」など、異色なテーマを扱いながら、世界征服を企む超能力者達と激闘を繰り広げる。
第3部「スターダストクルセイダース」
日本からエジプトが舞台。スタンドと呼ばれる新たな能力が登場し、世界を支配する邪悪な存在「DIO」を倒すため、ジョースター家の遠縁である「スターダストクルセイダーズ」が立ち上がる。
第4部「ダイヤモンドは砕けない」
日本に戻った杜王町が舞台。ある事件をきっかけに、主人公の東方仗助は仲間達と共に事件の真相を追い、推理劇を展開する。
第5部「黄金の風」
イタリアが舞台。主人公のジョルノ・ジョバーナは、ナポリの荒くれ者となり、悪徳マフィア「パッショーネ」の撲滅に奮闘する。裏社会を描くハードボイルドな物語であり、意外な展開で読者を驚かせる。
第6部「ストーンオーシャン」
アメリカのフロリダ州が舞台。主人公の空条徐倫は計画通り投獄されるが、様々な人物たちとの出会いを通じて事件を解決する。
第7部「スティールボールラン」
アメリカ大陸を舞台に、懸賞金がかけられた競走「スティールボールラン」に参加する2人の男、ジョニィ・ジョースターとバレンタイン大統領の激しい戦いを描く。
第8部「ジョジョリオン」
日本の杜王町が舞台。G・カービィが巨大化したものを思わせる不思議な生命体「リュウ」や、杜王町に暮らす人々との関係性を描く。
キャラクター
「ジョジョの奇妙な冒険」は、多彩なキャラクターコスチュームや、フレーズなどが人気を博している。代表的なキャラクターを紹介する。
・ジョナサン・ジョースター…第1部の主人公。正義感に溢れた貧乏貴族で、ダークな存在であるディオとの戦いに命をかけ、多くのファンを熱狂させた。
・ディオ・ブランドー…ジョナサンの義兄であり、第1部の悪役。邪悪さや残虐さが特徴で、多くのファンから憎まれている。
・ジョセフ・ジョースター…第2部の主人公。明朗快活な性格で、機転や創意工夫に富んだ戦い方が印象的。4部にも登場する。
・空条承太郎…第3部の主人公。生来のクールさと「オラオラ」というフレーズが特徴。合成魔獣にパワーアップする「The World」を持つ。
・ジョルノ・ジョバーナ…第5部の主人公。冷静沈着で、時に残忍なファッションセンスが話題になり、出生の秘密なども人気を博した。
感想
「ジョジョの奇妙な冒険」は、個性豊かなキャラクター、奇妙なストーリー、特徴的なバトルなどが融合された、独特の世界観を持ち合わせている。パワーだけではなく、「想像力」と「知力」が試される戦いが展開されるため、読者を引き込んでいく。異世界・異次元を横断する物語だけでなく、社会問題がテーマにされる場合もあるため、ジャンルを問わず多くの層から支持されている作品と言える。
コメントを残す