「キングダム」レビュー

あらすじ

中国の春秋時代を舞台に、孤児として生まれた少年・信が、自らの力で一国の王になるまでの過程を描いた歴史漫画。

ストーリーと感想

物語は、少年・信が出会った天才将軍・王騎と出会い、王騎の下で軍人として成長していく様子や、各地の戦い、政治の陰謀などを描いている。
キャラクターたちが魅力的で、どの人物もそれぞれの個性と戦略を持ち合わせており、読んでいるとつい彼らの応援をしてしまう。また、特に戦闘シーンの描写が素晴らしく、敵味方の鮮烈な動きを見ることができる。

歴史的な出来事も緻密に描かれており、その時代の動乱や文化、慣習に触れることができるのも魅力の一つだ。作者の原泰久氏は、多大なリサーチを行っていると思われ、出来事や登場人物に対する情報量も豊富であるため、歴史に興味がなくとも十分に楽しめる。

総合評価としては、王道の青春ストーリーに、戦闘や政略、歴史が組み合わさった、非常に魅力的な作品である。序盤は少しテンポが遅い印象を受けたが、物語が進むにつれて圧倒的な面白さに変わっていくため、是非長期シリーズで楽しんでいただきたい。

評価

  • ストーリー:9/10
  • キャラクター:9/10
  • 作画:8/10
  • リアリティ:9/10
  • 総合評価:9/10

※評価は個人的なものです。


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