漫画「キングダム」のレビュー

概要

「キングダム」は、原作者・原泰久による歴史漫画。戦国時代の孫子（春秋戦国時代の兵法書・孫子の兵法の作者）を主人公に、彼が成果した兵法を駆使して国を統一しようとする物語。友情・戦い・政治・野心などを描いた壮大なストーリーが特徴。

ストーリー

春秋戦国時代、孫子は哀れな孤児として生まれながら、兵法の才に恵まれていた。彼は料亭の板前や占い師などをしながら、兵法を研究し続けていた。ある日、彼は趙国の将軍・耳将軍と出会い、彼の軍隊に参加することを決意する。戦いを経験しつながら、孫子は次第に兵法を確立していく。そして、耳将軍の命で、孫子はある国の王子・信に仕えることになる。

信は、大昔の伝説にある「王の印」と呼ばれる不思議な道具を持っていた。彼はこの王の印を手に入れることで、国を統一できると信じていた。信の信念に共感した孫子は、彼とともに戦い、各地を渡り歩きながら「王の印」を探す旅を続ける。

印象に残ったシーン

本作には、様々な印象的なシーンがありますが、特に印象に残ったのは、孫子が初めて兵法を発見したシーンです。孫子が、自分の編み出した兵法を初めて生かした場面は、彼が十七歳の若者であったにもかかわらず、たくましく成長していく様子が感じられ、非常に感動的な瞬間でした。

また、孫子が王の印を探す旅の途中で出会った明るくて陽気なキャラクターたちも、非常に印象に残りました。彼らの愛嬌や友情が、本作をもっと楽しいものにしていると感じました。

まとめ

「キングダム」は、戦国時代を描いた壮大なストーリーが特徴の歴史漫画です。戦い、政治、友情や野心が入り混じり、主人公孫子の成長とともに壮大な物語が展開されています。筆者は、歴史好きとしてこの作品を非常に楽しめました。是非とも読んでみてください。