ストーリー
三国時代の中国を舞台に、少年・信が項番(こうはん)の下で戦いを学ぶうちに、将軍・王騎のもとに辿り着き、彼に弟子入りすることになる。王騎のもとで信は新たな戦い方を学び、将来的に天下の大将軍を目指すようになる。
キャラクター
・信:物語の主人公。項番の弟子で、将来的に天下の大将軍を目指す若者。
・王騎:項番に仕える将軍で、信の師匠。剣の腕前は群を抜き、戦闘を完璧に制御する。
・項番:秦の大将軍。王騎の上司で、物語の舞台となる「合従軍(がっそうぐん)」の総指揮官。
・蒙武:信と同じく項番の弟子だが、信とは対照的に乱暴者で睨みつけることしかできないという特技がある。
印象に残ったシーン
・王騎が将軍を束ねるシーン:王騎が難攻不落の砦を一瞬で制圧し、そのシーンから想像力がかき立てられるような戦闘描写が続く。
・項番と王騎の情報共有:3週間以上身動きがとれなかった王騎から、項番への報告もなしに独断で戦略を実行した黒幕を、項番は機転を利かせて回避する。
評価
しっかりとした大河物の漫画で、登場人物それぞれにダイナミックで個性的な魅力がある。特に主人公・信の成長を描いたシーンは緊張感があり、物語の魅力を存分に楽しめる。戦闘シーンは特に迫力があるので、アクション物としても大いに楽しめるのが魅力。全18巻の長編物なので、時間をかけてじっくりと読みたいという方にオススメの作品である。
以上が『キングダム』のレビューでした。気になった方は是非読んでみてください。
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