「キングダム」レビュー

あらすじ

戦国時代を舞台に、天才戦略家の少年・信が、縁ある人々と共に王を目指して戦いを繰り広げる物語。

印象に残ったシーン

・Qin軍が進軍する中、進路を塞ぐ騎兵を、陣形を崩すことなく鉄壁に突破する場面。
・赤壁の戦いを想起させる合戦で、主人公・信の機転が光る場面。
・最終巻で描かれる将軍位を決める戦いの壮絶な様子。

キャラクター評価

・信：戦略眼と武勇に優れ、時にうといところがあるが、人々を惹きつける魅力的な主人公。
・王騎：一人の人間としての怒りや悲しみが強く、陰と陽の両面を持つ複雑な人物。戦場においては常に敵の兵を斬り捨てる凄まじい剣術を見せる。
・紫の薔薇：裏切り者を許さない女将で、強い信念を持ち、独特のキャラクターをしている。

総評

「キングダム」は、古代中国を舞台に、主人公たちが天下に名を知らしめる姿を描いたストーリー。「オリコン漫画ランキング」でも複数週連続で1位を獲得するなど、人気を集めている。圧倒的な描き込みで描かれる戦の様子が見所で、思わず手に汗握ってしまう。またキャラクターの個性が強く、ストーリーが進むにつれ、彼らの成長や絆が描かれ、感動的な場面も多い。戦争漫画として非常におすすめ。