「進撃の巨人」

あらすじ

人類は何百年もの間、壁に囲まれた都市に住みつづけていた。壁に囲まれた街には巨人と呼ばれる人類を捕食する巨大生物が存在し、人類は巨人に襲われることなく平和に生活していた。しかし、ある日巨人が壁を破壊し、人類にとって最悪の事態が起こってしまう。それから数年後、人類は巨人と戦いながら、生き残るための戦いを続ける。

レビュー

この漫画は、巨人というフィクションの世界観を題材に、生き残ることを目指す人類の戦いを描いた作品です。作品名が示す通り、登場する巨人がとにかく巨大で、そのタテYoko比率も普通の人や動物とはかけ離れていて、見た目が非常にインパクトがあります。また、巨人という出自不明の人型の生き物がどこから来たものなのか、どのようにして出現したのかなど、その謎解きが物語性を高める一因となっています。

ストーリーの展開は、序盤から中盤にかけてはどんどん緊張感が高まり、人類が巨人に勝利するために必要な技術や人材が必死で生み出され、それに伴って新たな巨人の情報もどんどん明かされる点が面白いです。一方、後半にかけては、人間同士の対立や悲劇、そして巨人が持つ力について研究されたり、人間と巨人それぞれのダークサイドが描かれる場面が多くなり、重苦しい雰囲気とともに描かれているため、読者にとっては読み応えがあると思います。

キャラクターについては、巨人狩りに熱心な主人公・エレンのライバルであるリヴァイなど、独特な個性を持つキャラクターたちが登場します。彼らの成長や葛藤、そして巨人との戦いでの活躍など、魅力的に描かれている点が好感をもてます。

総じてこの作品は、アクション性が高く、物語も謎解き要素があるので飽きずに読み進めることができ、何度も読み返したくなる作品の1つだと思います。

評価

ストーリー:9/10
作画:8/10
キャラクター:9/10
総合評価:9/10


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